1958-12-18 第31回国会 衆議院 建設委員会 第2号
現在の地区におきましても、約一・五度程度水温が下っておるわけでありますが、これは、やはり技術的な立場から検討をいたしましても、水温がその地域において一度下りますと、大体反当り二斗程度の減収になる、こういうことがいろいろの調査の結果出ておるわけでございます。さらにこの綾川地区の場合におきましては、約八キロの隧道がさらに打ち抜かれまして、綾北の方から綾南の方の水系に通されるわけであります。
現在の地区におきましても、約一・五度程度水温が下っておるわけでありますが、これは、やはり技術的な立場から検討をいたしましても、水温がその地域において一度下りますと、大体反当り二斗程度の減収になる、こういうことがいろいろの調査の結果出ておるわけでございます。さらにこの綾川地区の場合におきましては、約八キロの隧道がさらに打ち抜かれまして、綾北の方から綾南の方の水系に通されるわけであります。
自然水と鉄管路を通った水を比較すると、〇・八度程度水温が低下しておるわけです。これを三本一緒にいたしまして、五千メートル以上の隧道を通ると、約三度近く水温が低下するじゃないか。従って、この大田切川で、四カ村にわたって二千数百町歩の灌漑用水をとっておるけれども、農林省の統計によると、水温が二十度程度において、一度下ることによって二斗程度一反歩で減収するという統計が出ておる。
○説明員(藤波恒雄君) 先ほど申上げましたのは若干表現が或いはいけなかつたかと思いますが、別に忠別川の今ある水温上昇施設が効果がないのだということを申上げたのではなくて、あれだけの規模でどういう条件でどの程度水温が回復できるか、そのためにどういう程度の効果があるか、そういう関係を調べて、なお上流の御承知の奥忠別の、現在問題になつております新規開発候補地点につきまして、これはとういう規模の遊水施設を作